【連載:○○の世論】滝川クリステルさんとの電撃婚や環境大臣就任など、何かとネットやメディアをざわつかせる政治家・小泉進次郎氏。将来の首相候補として期待を集める一方で、最近の言動には批判も出ています。そんな進次郎氏が「次の自民党総裁としてふさわしい」人物として、世論調査で初めて名前が挙がったのが2018年10月でした。最新の調査でもトップ。とはいえその間の世論調査の数字の動きを見ると、進次郎氏の「勢い」にはやや陰りがあるようです。小泉進次郎氏の世論、1年間の変化と父・純一郎氏との違いを探りました。(朝日新聞記者・磯部佳孝)
「ポスト安倍」トップでデビュー
朝日新聞の世論調査では、次の首相・総裁候補、いわゆる「ポスト安倍」にだれがふさわしいのかを定期的に尋ねています。初めて名前が出た2018年10月の調査では、進次郎氏は石破茂氏を引き離しトップでした。
◇
■あなたは、次の自民党総裁として、だれがふさわしいと思いますか(2018年10月)
小泉進次郎(28%)
石破茂(22%)
河野太郎(6%)
岸田文雄(5%)
野田聖子(4%)
この中にはいない(28%)
※その他・答えないは省略
7カ月後、さらに引き離す
2019年5月の調査では進次郎氏はさらに差を広げました。
◇
■あなたは、次の自民党総裁として、だれがふさわしいと思いますか(2019年5月)
小泉進次郎(29%)
石破茂(17%)
菅義偉(6%)
岸田文雄(4%)
野田聖子(4%)
河野太郎(4%)
この中にはいない(26%)
入閣後に「風向き」変わる?
環境大臣として初入閣した直後の2019年9月調査で、進次郎氏を含む7人の候補から選んでもらったところ、結果はこうなりました。
◇
■あなたは、次の自民党総裁として、だれがふさわしいと思いますか(2019年9月)
小泉進次郎(22%)
石破茂(18%)
河野太郎(8%)
菅義偉(8%)
岸田文雄(6%)
茂木敏充(3%)
加藤勝信(1%)
この中にはいない(27%)
調査時期によって顔ぶれが変わっているため単純な比較はできませんが、初入閣して政治家としてステップアップした進次郎氏の数字が若干下がっています。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース